top of page

ネット証券に手数料改訂の動き


ネット証券に手数料改訂の動き

ネット証券が手数料改訂に着手しました。

マネックス証券は、2017年11月27日(月)約定分より株式信用取引の手数料引き下げを実施すると2017年11月14日に発表しています。約定金額100万円以下の場合は業界最安の水準に設定したと発表しています。約定金額が200万円を超える場合は取引手数料を一律1,000円としています。

ネット証券業界で取引高シェアを伸ばしたいとの狙いから、手数料を引き下げたとみられます。

ネット証券に手数料改訂の動き

2017年11月14日のマネックス証券発表を受けて、SBI証券は2017年11月27日約定分より国内株式信用取引の委託手数料の引き下げると2日後の2017年11月16日に発表しました。これにより、信用取引手数料は1注文の約定代金に応じて手数料が決まる「スタンダードプラン」において最大約33%の大幅引き下げになるとしています。

ネット証券に手数料改訂の動き

(出所)SBI証券

SBI証券の手数料引き下げから5日後の2017年11月21日に楽天証券も2017年12月25日から株式信用取引で売買する際の手数料を業界最安水準に下げると発表しています

ネット証券に手数料改訂の動き

(出所)楽天証券

一方、楽天証券の手数料引き下げから1日後の2017年11月22日にGMOクリック証券株式会社(東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ企業)も、2018年1月4日より株式信用取引の手数料を一部引き下げることを発表しています(一部引き上げも含まれる)。

ネット証券に手数料改訂の動き

ネット証券を取り巻く環境変化は激しさを増しており、ネット証券各社がシェア拡大を意識して、株式信用取引の手数料引き下げを競っている状況にあるといえます。

日経平均株価の上昇トレンドを受けて個人の株式売買は増加傾向にあり、手数料を若干引き下げたとしても、取引増加分で引き下げ分のコストをカバーする狙いがあるのではないでしょうか。また、手数料引き下げ報道を受けて新規口座開設が若干増えることも想定しているのではないでしょうか。

ネット証券は差別化が難しく価格競争に陥りがちとはいえ、ただただ、あと出しじゃんけんのように価格競争していれば最終的にはどこかの会社が悲鳴を上げるときが来るのではないでしょうか。

 

関連記事外貨預金を簡単に理解しよう ←をクリック

関連記事一覧サイトマップ ←をクリック

ブログ記事一覧ブログ ←をクリック

Comments


Contact: info@inspirreed.com 

投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でお願いします。当ウェブサイトの情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

(Notice) 当サイトはGoogle Chrome 、Firefox、 Safari (バージョン9 以上)、Internet Explorer (バージョン11)、Windows 10 Microsoft Edge に対応しています。サイトをスムーズに観覧するためには、使用しているブラウザが最新のバージョンにアップデートされていることをご確認ください。

  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
  • YouTube Social  Icon
  • Pinterest Social Icon
  • Instagram Social Icon
Send Us a Message

メッセージを受信しました

Copyright © Inspirreed All Rights Reserved.

bottom of page